笑顔を守る8020運動
こんにちは。
高崎デンタルクリニックです。
6月4日の「虫歯予防デー」から10日までの期間は、「歯と口の健康週間」でした。
毎年この期間中には、啓発活動として新聞広告やポスターの掲示、さまざまなイベントが全国で行われます。
8020運動の歴史
「8020運動」が提唱されたのは1989年。当時の日本人の平均寿命は約80歳でした。
しかし、2020年では、平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳と「80」を大きく上回るようになり、8020運動は「80歳で20本の歯を保つ」から「より健康な高齢期を過ごすための運動」という意味合いに変化しています。
歯を失う原因の多くは、虫歯と歯周病
だいたい20本以上の歯が残っていれば、硬い食品でもほぼ満足に噛めることが科学的に明らかになっています。
歯の本数は永久歯で28本、親知らずを含めると32本になります。
2016年の歯科疾患実態調査(厚生労働省)によると1人当たりの歯の数の平均値は以下の通りです。
- 15~24歳 約28.4本
- 25~34歳 約28.7本
- 35~44歳 約28.2本
- 45~54歳 約27本
- 55~64歳 約24.5本
- 65~74歳 約20.8本
- 75歳~ 約15.7本
みなさんは、何本の歯が残っていますか?
歯を失う原因の多くは「虫歯」と「歯周病」です。
この2つの予防や治療を行い、ご自身の歯をできるだけ残すように、歯の健康を維持しましょう。
また、失った歯をそのままにしていると、左右の歯や上下の歯が移動し、本来健康であった歯並びやかみ合わせに影響が及びます。
最悪の場合はさらに歯を失ってしまう場合もありますので、そのままの状態にせず、治療をするようにしましょう。
まとめ
「歯と口の健康週間」を機に、ご自身の歯の健康について見直してみませんか?
歯を健康に保つことは、全身の健康にもつながります。
当院では、皆さまが健康な歯で過ごせるよう情報提供や治療を行なってサポートいたしますので、ぜひご来院ください。
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