食べる機能の成長は正しい「食べる姿勢」から③
こんにちは高崎デンタルクリニックです^^
足の裏が床についている
何かを飲み込むとき、足の裏を地面につけて飲み込むのと、足の裏がブラブラと地面についていない状態で飲み込むのと、どちらが飲み込みやすいでしょうか。
足の裏が地面についている方が、飲み込みやすいですよね。
飲み込むときは、1回息が止まり、気管が広がって食道が開きます。一瞬の緊張状態にあるわけで、そのため踏ん張れると飲み込みやすいのです。
車いすの方が食事をする際には、足の裏が安定するように足元にかたい台を置くと、飲み込みやすくなって誤嚥のリスクが低下します。
机といすの高さが合っている
食べることは、手と目と口の協調運動です。机の高さが合っていないと、手が動かしにくいので食べにくいです。
机が高すぎる場合は、せっかくおいしい料理を作っても、子供の目線ではお皿の中が見えていないこともあります。お子さんは自分で机やいすを選べませんので、
親御さんのほうで環境を整えてあげましょう。
机が高すぎるならいすにクッションを敷く、いすが高すぎるなら足元に台を置くというのもいいですよ。
「正しい姿勢」は、たんなる行儀の良し悪しの話ではありません。食べやすさや飲み込みやすさに関係します。
皆さまも今日から「正しい姿勢」を意識して、お食事をしてみてください^^
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