夏休みはむし歯が増える?こどもの歯を守る4つの方法

こんにちは高崎デンタルクリニックです^^

夏休みに入ったお子さんは、生活リズムが崩れたり、ダラダラとお菓子を食べたりしていませんか?
そのような生活習慣や食生活の乱れは、こどもたちがむし歯になりやすい原因となります。
そこで今回は、こどものむし歯予防について紹介しますね。

むし歯からこどもを守るには?

むし歯からこどもを守るには以下の方法などがあります。

  • ダラダラ食べない・間食をしない
  • スポーツドリンクを飲んだ後はうがいをする
  • キシリトールガムを噛む
  • 歯科検診を受ける

一つずつ詳しく見ていきましょう。

ダラダラ食べない・間食をしない

お口の中にはむし歯の原因である「むし歯菌(ミュータンス菌)」が存在します。 むし歯菌は、糖と接触すると酸を作り出し、歯の表面を溶かします。これを「脱灰(だっかい)」といいます。
唾液はこの溶かされた歯の表面を修復する働きがあり、これを「再石灰化」といいます。
私たちの歯の表面は「脱灰」と「再石灰化」が日々繰り返されていて、このバランスが保たれている限り、むし歯のリスクは低くなります。
しかし、食べ物をダラダラと長時間口に入れたり、間食が多いと「再石灰化」が間に合わず、むし歯になりやすくなります。食事は決まった時間に摂るように心がけ、食事後は歯磨きをするなどの対策が重要です。

スポーツドリンクを飲んだ後はうがいをする

スポーツドリンクは熱中症対策に有効ですが、実はジュースと同様に砂糖が多く含まれています。
こまめに摂取していると「脱灰」が進み、むし歯のリスクが高まるので注意が必要です。
むし歯を防ぐためには、スポーツドリンクを飲んだ後はうがいをするか、お茶やお水を飲んで酸性に傾いたお口の中を中和させる必要があります。
また、日常的な水分補給にも注意が必要です。普段の飲み物はお茶やお水を選び、ジュースやスポーツドリンクはおやつなど特定の時間に与えるようにしましょう。

キシリトールガムを噛む

キシリトールガムがむし歯予防に効果的とされているのには、いくつか理由があります。

  • 噛むことによって唾液が分泌され、再石灰化を促進させる
  • むし歯菌の活動を弱める
  • むし歯の原因「酸」を作らない
  • 歯垢を落としやすい

効果を得るためにはキシリトールの含有量が重要で、一般的に含有量が50%以上のガムを継続的に摂取すると効果的とされています。
むし歯予防を本格的に行うのであれば、キシリトールの含有量が多いガムを選びましょう。

歯科検診を受ける

初期段階のむし歯は症状がわかりにくく、放置すると進行してしまうことがあります。そういった状況を防ぐためにも、歯科検診の受診が重要です。歯科検診を受けることで、ごく初期段階にむし歯を発見すれば、簡単な処置で治ります。
また、歯科検診では予防処置も行います。とくにフッ化物塗布は、歯のエナメル質を強化し、むし歯になるリスクを減らす効果があります。歯磨き指導も行いますので、正しい歯磨きの方法を学ぶこともできますよ。
こどもの歯の健康を守るためにも、夏休みの期間を活用し、積極的に歯科検診を受診しましょう。

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